驚愕の婚活パーティー。恋色の空に闇を見た。(その2

前回の続きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で・・・!

 

 

 

CDプレーヤーから何やら開始する旨のアナウンスが流れます。

 

婚活パーティースタートです。

 

席順についてはだいたいこんな感じ

↓             ↓           ↓

 

    

       前

     司会の2人

 

   女 男   女 男  

   女 空   女 男  給 

   女 男   女 男  水

   女 男   女 空  ス

   空 男   空 男  ぺ

   女 男   女 男   I

   女 男   空 男       ス

   女 男   女 男  

 

       後

 

 

 

「空」って書いてるとこは空席です。

 

 

お察しの通りパーティーとは名ばかり。

面接会場の待合室状態。

 

 

 

 

 

 

 

お食事??

 

 

 

 

 

 

 

 

んなもんねえよ甘えんな。

お前ら人間だろうが。

水と酸素があればしばらく生きていけるだろう。

 

 

 

そう言わんばかりに会議室サイドの長机上に設置された給水スペース。

水入りのピッチャー数杯と紙コップが置かれています。

 

 

 

机の上の様子を察するに午前中も同様のパーティー(笑)が開催された模様。

飲み終わった紙コップが机の上に散乱しています。

 

 

せめて空きコップぐらい片づけようや。

校内マラソン大会の給水場の下位互換程度のクオリティ。

もはや驚くことでもないが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず第一回目のトークタイムスタート。

お隣の女の子とお話しようってさ。

 

 

 

 

 

 

そして1分ぐらい経つと席移動。

 

女性はそのままの席。

 

男性はみんな一つ前の席に移動。

 

オッパブの逆みたいなのをイメージしてもらえると分かりやすいと思います。

 

女性の皆様には深くお詫び申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

なお、上の図からわかる通り女性の空席がいくつかあります。

空席横に移動となった男性は約1分間の「無」を体験することとなります。

 

 

 

 

因みに私は「無」に耐えきれず給水スペースに行って水を飲んでいました。

すまんが精神が持たない。

 

 

そして水についても期待を裏切らないクオリティ。

 

 

氷が入っていて冷えている??

ああ?んなわけねえだろ。

 

 

安心と信頼の常温保存です。

 

 

 

 

ピッチャー内にはビルの水道水をそのまま入れたと思われる水。

多分、会議室もといパーティー会場出入り口付近にあるトイレの水道から汲んで来た水でしょう。

 

そもそも飲める水なのか?

 

給水管内の下水っぽくサビくさいフレーバーが入っています。

 

ワタクシが小学校の頃、校内放送で教頭先生が校舎の水道水は絶対に飲まないようにと言ってたことがありました。また、手洗い場には水を飲まないようにと注意書きもされていました。

しかし、小学生のワタクシはそれを無視して水を飲みました。

 

その時の味を完全再現していました。

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず全席ローテーション、各人が全ての女の子と喋ります。

あとプロフィールカードを見せ合いっこします。

 

わい氏を含めみんなプロフィールカードの記載方法の説明なしの状態。

空欄が目立ちます。

プロフィールカードの書き方を共通の話題として話のネタにしていくスタイルを確立するわい氏。

 

 

 

 

見た感じ学校の先生や保育士、看護師の女の子が多かったです。

住んでいる場所もみんな県内の子。

話をしてもほぼ話にならないぐらいリアクションが薄い子がいたりしましたが(なんでここ来たの状態)大体みんな普通の子。

 

 

見た目についても特別かわいい子もなければブサイクもなし。

つまり普通の子の集まり。

因みにメンズも同じ状態。

 

 

 

 

超絶ヤバイ人がいたらある意味楽しいのに期待は裏切られました。

ちくしょー。

 

 多分このパーティー(笑)会場で一番ヤバイやつは僕でしゅ。ドゥフフ

 

 

 

 

そしてどう考えてもやっぱり司会の女の子(ローラ似)が一番かわいい。

ホントまじで。

あと2番目は受け付けのドS女

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、フリータイムに。

みんなが席を立って好きなところに行って自由に話ができるってやつです。

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず適当な女の子のところにいく。

 

 

 

 

 

わい氏、3人ぐらい女の子が固まってたところに凸、戻ってきたよ〜って話をして会話に入る。

どうやらその3人組女子、同じ地元の子みたいで気付けば地元トークに花を咲かせる状態。

 

 

 

 

 

1000円を払って地元身内トークをする女達と5000円を払って全く知らない地元身内トークを聞き続けるわい氏。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地獄かよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そそくさと退散。

 

 

 

 

 

 

 

その後数人と会話してフリータイム終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「みなさーん、プロフィールカードにお気に入りの人の番号は書けましたかー?」

「これからプロフィールカードを回収しまーす!」

「係りの人が回っていきますので手渡してくださーい。」

 

 

 

司会進行役のCDプレーヤーからアナウンスが流れる。

 

 

 

 

 

そんなもの聞いておりません。

よく見ればそんな欄ありましたね。

今から急いで書きます。

とりあえず感じの良かった女の子の番号を記入。

 

 

 

 

周りを見るとみんなわい氏と同じ状態で焦りながら記入。

 

 

 

 

 

これは完全なる初見殺しの不親切設計。

おい、パーティー(笑)開始前にせめて一言二言でいいから事前に説明しておけよ。

 

 

そこの司会進行役2人組、お前ら働け。

 

 

 

特にキャバクラボーイ野郎。てめえは許さねえ。

 

 

 

 

もはや、

 

記入欄があるなら埋めておくのが当然だろう。

もう成人なんだから自分で考えて行動しろ。

なんでも教えてもらえると思うなよ。

 

そう言わんばかり。

 

会社のクソ上司に言われてムカついた言葉トップ3に入るやつです。

まさかここでも会社のクソ体験を擬似的に経験できると思わなかったわ。

 

本当にありがとうございました。

 

でも、流石にこれは説明なしだときついです先生。

 

 

 

 

 

その後、回ってきた司会進行役のローラにプロフィールカードを手渡す。

相変わらず素晴らしい。

グレート。

わい氏、怒りゲージがリセットされる。

 

 

 

その後、しばらく経ってから集計されたプロフィールカードが返却される。

 

 

 

よく見るとプロフィールカードの

 

「あなたのことが気になっている人」

 

という欄にある番号に丸が付けられている。

 

 

 

なるほど。

これを元に今後の戦略を練れってことね。

 

当然そのことについても特に説明はなし。

何でもかんでも教えてもらえると思うなって事ですね。了解でしゅ〜。

 

 

あと、もう一度言うけど司会の二人、お前ら働け。

特にキャバクラボーイ野郎。テメェは許さねえ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてCDプレーヤーから音声が流れる。

最後のお話タイムスタートだってよ。

 

続く